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労働市場では健康経営への注目度が高まっています。かつて健康といえば会社ではなく個人で考えるべきものでしたが、なぜ会社単位で取り組む健康経営が注目を集めているのか、その理由をご紹介しましょう。
かつて仕事といえば「何を差し置いても優先するもの」と思われていました。しかし、近年は仕事を「あくまでも生活の一部だ」と捉える考え方も浸透。仕事以外の趣味を楽しむ人も増えており、仕事で無理をして健康を害するのではなく、健康に留意しつつ、趣味や生きがいを楽しみたいと考える労働者のニーズとマッチしている健康経営が注目を集めています。
一般的なニュースで報道されることもあるほど、国内では労働者不足が顕著です。かつては企業側の「買い手市場」だった労働市場が、いつしか労働者側の売り手市場となったのも労働者不足が根底にあるので、求人者へのアピールの一環として健康への配慮を行っている健康経営が注目を集めています。
健康経営は、企業側の独り善がりなのではと思っている人もいるかもしれません。しかしアンケートによると、「従業員の健康や働き方への配慮」を求めている就活生や就活生の親はおよそ4割以上を、「健康経営に取り組んでいるかどうかが、就職先の決め手になるか」については7割以上を超えているとの結果が出ています。つまり、決して企業側の独り善がりな施策ではなく、求人者へのアピールに繋がる施策であることが伺えます。
求人者のニーズや価値観の多様化、労働者不足によって健康経営への注目度は高まっています。実際に従業員の健康を管理するための健康管理システムを導入する企業も増加傾向にあります。かつて労働者の健康はあくまでも自己責任とされていましたが、現代社会では従業員の健康もまた、企業が責任をもって守るべきものへと変化しつつあります。また、健康に気を配ることで優良法人に認定される仕組みも用意されているなど、労働市場において健康経営への注目度はさらなる高まりを見せているのです。
2023年3月6日時点、Google検索「健康管理システム」で上位表示されているクラウド版健康管理システムから、「セキュリティ対策が整っている」としてISO27001(ISMS)認定を取得している、かつ公式サイトに「月額費用の目安」が掲載されているものを選出。導入実績・1人あたりの月額費用目安・セキュリティ対策で比較しています。ぜひチェックしてみてください。
導入実績 | 1人あたりの月額費用目安 | セキュリティ対策 | |||
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1名~ 999名 |
1000名~1999名 | 2000名~ | |||
Growbase
(旧)ヘルスサポートシステム (ウェルネス・コミュニケーションズ) |
1,000社以上 | ~200円 ※1 | 約145円 ※2 | 約102円 ※3 | ISO/IEC 27001 (ISMS)認定を取得 |
newbie
(マイクロウェーブ) |
記載なし | 220円 ※5 | 550~1100円 (1000名以上一律1,100,000円) ※5 |
~550円 (1000名以上一律1,100,000円) ※5 |
ISO27001(ISMS) 認定を取得 |
Carely
(iCARE) |
490社以上 | 200円~ ※4 | 200円~ ※4 | 200円~ ※4 | ISO27001(ISMS) 認定を取得 |
・ISO/IEC 27001(ISMS)認定を取得
・24時間365日セキュリティ管理
800社以上
約90円
※セキュリティ対策:2006年8月1日制定 ※導入実績:2021年2月18日時点 ※月額費用目安:2021年2月18日時点、スタンダード版利用、従業員数2,000名の場合 ※公式HPに税表記はありませんでした
・ISO27001(ISMS)認定を取得
350社以上
200円
※セキュリティ対策:2013年2月6日制定、2021年3月1日改定 参照元:carely公式サイト(https://www.carely.io/security.html)※「クラウド」利用の場合 ※公式HPに税表記はありませんでした
・ISO27001(ISMS)認定を取得
厚生労働省の定めるガイドラインに則ったセキュリティ対策
記載なし
220円
※セキュリティ対策:2005年3月1日制定、2014年3月25日改訂 ※月額費用目安:2020年12月時点「健診+ストレスチェック」の場合