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充実の健康管理システムを提供しているH.S.S.(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)。このページでは、システムの特徴や導入事例、おもな機能などについてまとめています。
「保健師の負担を軽減しつつも、従業員の健康状態をしっかりと把握したい」。そんな要望に応えてくれるのが、このシステムです。従来の方法では、安いとはいえないコストがかかってしまう、従業員の健康管理。そのコスト削減をサポートしてくれるクラウド型サービスです。
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社のH.S.S.を導入した会社数は800社を超えており、月間利用継続率においても99%という高い数字を出しています。契約アカウント数においては、70万人を超えています。どの健康管理システムを導入するべきか迷っている企業にとっては、ぜひチェックしておきたいシステムだといえるでしょう。
参照元:伊藤忠テクノソリューションズ公式HP(http://o-ma-ka-se.jp/kenkou/)
クラウドサーバ上に構築されている健康管理システムなので、すべての従業員の健康に関するデータの一元化が可能になります。特に、多数の拠点に事業所などを展開している企業では、各拠点の従業員の健康情報の管理方法に、バラツキが出やすくなる実状があります。バラツキがあると、たとえば従業員が別の拠点に異動する際に、データを整理し直すなどの手間が生じてしまいます。けれども、H.S.S.を導入することで、そのような非効率な手続きを解消し、全拠点共通のフォーマットによるスムーズな管理が可能になります。
H.S.S.では「従業員のデータ管理を紙やオフラインで行っているため、クラウドのシステムには慣れていない」という企業のために、基本的な操作方法のサポートを行っています。専門スタッフがサポート業務を担当しているので、クラウドサーバ上のシステム操作をしたことがない人でも、気軽に導入できるのがうれしいポイントです。また、24時間365日体制でクラウドサービスのセキュリティー監視をおこなっています。企業が不安を感じずに利用をつづけるための条件が整っているといえるでしょう。
株式会社伊予銀行では、「従業員の健康が企業の発展につながる」という考えからH.S.S.を導入。2015年に「健康経営宣言」をしたこともあり、疾病の早期発見・疾病の重症化を防ぐための対策として、さまざまな健康データを一元化した上で管理できる、こちらの健康管理システムをチョイスしようです。
健康診断の結果だけでなく、ストレスチェックや就労データなど、従業員たちの日々の健康状態に関する状態をしっかりと把握できるこのクラウドサービスは、健康的な企業経営にとっては心強いシステムです。伊予銀行では、行内の健康経営や働き方改革などへの取り組みをこれまでにも行っており、その際に構築したさまざまなノウハウを、併せて活用しています。
参照元:伊藤忠テクノソリューションズ公式HP(http://o-ma-ka-se.jp/kenkou/case/column/case01.html)
システム導入時のトレーニングだけでなく、運用方法にいたるまで、包括的なサポートを提供しています。
※公式サイトに記載なし
ストレスチェックや健歴、保健指導の状況に加え、就労状況など、従業員のさまざまな健康情報をまとめて確認できる「個人ヘルスプロフィール画面」。その他にも、複数の医療機関から送られてくる統一されていないデータを統一基準化するための「自動判定画面」など、業務効率化に欠かせない機能を多数利用できるのが、大きな魅力です。データの一元的な管理に大いに役立つものばかりです。
さらに、H.S.S.には、従業員が使うための機能も多数搭載されています。経年で検診結果を確認することが可能な「Dr.判定画面」やストレスチェックの結果がよくない場合には面談希望の意を伝えられる機能、あるいはオーバーワーク気味の従業員が疲労蓄積度チェックを行える画面などもあります。
2023年3月6日時点、Google検索「健康管理システム」で上位表示されているクラウド版健康管理システムから、「セキュリティ対策が整っている」としてISO27001(ISMS)認定を取得している、かつ公式サイトに「月額費用の目安」が掲載されているものを選出。導入実績・1人あたりの月額費用目安・セキュリティ対策で比較しています。ぜひチェックしてみてください。
導入実績 | 1人あたりの月額費用目安 | セキュリティ対策 | |||
---|---|---|---|---|---|
1名~ 999名 |
1000名~1999名 | 2000名~ | |||
Growbase
(旧)ヘルスサポートシステム (ウェルネス・コミュニケーションズ) |
1,000社以上 | ~200円 ※1 | 約145円 ※2 | 約102円 ※3 | ISO/IEC 27001 (ISMS)認定を取得 |
newbie
(マイクロウェーブ) |
記載なし | 220円 ※5 | 550~1100円 (1000名以上一律1,100,000円) ※5 |
~550円 (1000名以上一律1,100,000円) ※5 |
ISO27001(ISMS) 認定を取得 |
Carely
(iCARE) |
490社以上 | 200円~ ※4 | 200円~ ※4 | 200円~ ※4 | ISO27001(ISMS) 認定を取得 |
・ISO/IEC 27001(ISMS)認定を取得
・24時間365日セキュリティ管理
800社以上
約90円
※セキュリティ対策:2006年8月1日制定 ※導入実績:2021年2月18日時点 ※月額費用目安:2021年2月18日時点、スタンダード版利用、従業員数2,000名の場合 ※公式HPに税表記はありませんでした
・ISO27001(ISMS)認定を取得
350社以上
200円
※セキュリティ対策:2013年2月6日制定、2021年3月1日改定 参照元:carely公式サイト(https://www.carely.io/security.html)※「クラウド」利用の場合 ※公式HPに税表記はありませんでした
・ISO27001(ISMS)認定を取得
厚生労働省の定めるガイドラインに則ったセキュリティ対策
記載なし
220円
※セキュリティ対策:2005年3月1日制定、2014年3月25日改訂 ※月額費用目安:2020年12月時点「健診+ストレスチェック」の場合