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健康経営優良法人とは、経済産業省が実施している健康経営の普及と促進に向けた取り組みで、優良な健康経営を実践している法人に対してその功績を一般に知らせ、表彰する制度です。
健康経営優良法人として特に優秀な法人と認定されると、「ホワイト500」や「ブライト500」の認定を受けられます。「ホワイト500」は大規模企業の上位500法人、「ブライト500」は中小規模法人の上位500法人と、それぞれの呼び方は企業の規模に対する違いで表されます。
健康経営優良法人として認定されるには、その年の申請期間中に自ら申込み、申請審査を受ける必要があります。
健康経営優良法人は、「大規模法人部門」と「中小規模法人部門」によって申請の流れや申請期間、申請料が異なります。各部門の申請の流れは以下の通りです。
「ACTION!健康経営」に登録後、専用ページへログインして健康経営優良法人認定申請書をダウンロードし、自社の取り組み状況を記載してアップロードします。
申請期間の終了後に請求書が送付されるので、申請料を支払います。申請内容に基づいて、認定委員会にて申請審査が行われ、要件を満たしていれば「日本健康会議」によって健康経営優良法人に認定されます。
※令和5年度の申請受付は終了しております。令和6年度の受付については現在確認中です。
中小規模法人部門が申請を行うには、まず加入している保険者が実施している健康宣言事業に参加する必要があります。その後の流れは大規模法人部門と同じで、「ACTION!健康経営」の専用ページへログインし、健康経営優良法人認定申請書をダウンロードし、自社の取り組み状況を記載してアップロードします。
申請期間の終了後に請求書が送付されるので、申請料の支払いが完了すると申請内容に基づいて申請審査が行われます。
要件を満たしていれば「日本健康会議」によって健康経営優良法人に認定されます。
※令和5年度の申請受付は終了しております。令和6年度の受付については現在確認中です。
健康経営優良法人の認定基準は、大規模法人か中小規模法人かによって異なります。
健康経営優良法人2024の認定基準は以下の通りです。
大項目 | 評価項目 | 認定要件 |
---|---|---|
経営理念・方針 | A.健康経営の方針等の社内外への発信 B.従業員パフォーマンス指標及び測定方法の開示 1.トップランナーとして健康経営の普及に取り組んでいること |
大規模はAと制度・施策実行の1~16のうち13項目以上が必須 銘柄・ホワイト500はすべて必須 |
組織体制 | 健康づくり責任者が役員以上 産業医・保健師の関与 健保組合等保険者との協議・連携 |
必須 |
制度・施策実行 | 0.健康経営の具体的な推進計画 2.定期健診受診率(実質100%) 3.受診勧奨の取り組み 4.50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施 5.管理職又は従業員に対する教育機会の設定 6.適切な働き方の実現及び育児・介護の両立支援の取り組み 7.コミュニケ-ションの促進に向けた取り組み 8.私病等に関する復職・両立支援の取り組み(14以外) 9.保健指導の実施または特定保健指導実施機会の提供に関する取り組み 10.食生活の改善に向けた取り組み 11.運動機会の増進に向けた取り組み 12.女性の健康保持・増進に向けた取り組み 13.⾧時間労働者への対応に関する取り組み 14.メンタルヘルス不調者への対応に関する取り組み 15.感染症予防に関する取り組み 16.喫煙率低下に向けた取り組み 17.受動喫煙対策に関する取り組み |
0・17は必須 大規模は1~16のうち13項目以上 銘柄・ホワイト500は2~16のうち13項目以上 |
評価・改善 | 健康経営の取り組みに対する効果検証 | 必須 |
法令遵守・リスクマネジメント | 定期健診を実施していること、50人以上の事業場においてストレスチェックを実施していること、労働基準法または労働安全衛生法に係る違反により送検されていないこと、等 | 必須 |
大項目 | 評価項目 | 認定要件 |
---|---|---|
経営理念・方針 | 健康宣言の社内外への発信及び経営者自身の健診受診 | 必須 |
組織体制 | 健康づくり担当者の設置 (求めに応じて)40歳以上の従業員の健診データの提供 |
必須 |
制度・施策実行 | 0.健康経営の具体的な推進計画 1.定期健診受診率(実質100%) 2.受診勧奨の取り組み 3.50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施 4.管理職又は従業員に対する教育機会の設定 5.適切な働き方実現に向けた取り組み 6.コミュニケ-ションの促進に向けた取り組み 7.私病等に関する復職・両立支援の取り組み(13以外) 8.保健指導の実施または特定保健指導実施機会の提供に関する取り組み 9.食生活の改善に向けた取り組み 10.運動機会の増進に向けた取り組み 11.女性の健康保持・増進に向けた取り組み 12.⾧時間労働者への対応に関する取り組み 13.メンタルヘルス不調者への対応に関する取り組み 14.感染症予防に関する取り組み 15.喫煙率低下に向けた取り組み 16.受動喫煙対策に関する取り組み |
0・16は必須 4~7のうち1項目以上 8~15のうち4項目以上 (ブライト500は1~15のうち13項目以上) |
評価・改善 | 健康経営の取り組みに対する評価・改善 | 必須 |
法令遵守・リスクマネジメント | 定期健診を実施していること、50人以上の事業場においてストレスチェックを実施していること、労働基準法または労働安全衛生法に係る違反により送検されていないこと、等 | 必須 |
健康経営優良法人2024の申請受付はすでに終了しています(2023年11月6日現在)。なお、2025年度の申請スケジュールについては未定となっており、詳細は発表されていません。
2023年3月6日時点、Google検索「健康管理システム」で上位表示されているクラウド版健康管理システムから、「セキュリティ対策が整っている」としてISO27001(ISMS)認定を取得している、かつ公式サイトに「月額費用の目安」が掲載されているものを選出。導入実績・1人あたりの月額費用目安・セキュリティ対策で比較しています。ぜひチェックしてみてください。
導入実績 | 1人あたりの月額費用目安 | セキュリティ対策 | |||
---|---|---|---|---|---|
1名~ 999名 |
1000名~1999名 | 2000名~ | |||
Growbase
(旧)ヘルスサポートシステム (ウェルネス・コミュニケーションズ) |
1,000社以上 | ~200円 ※1 | 約145円 ※2 | 約102円 ※3 | ISO/IEC 27001 (ISMS)認定を取得 |
newbie
(マイクロウェーブ) |
記載なし | 220円 ※5 | 550~1100円 (1000名以上一律1,100,000円) ※5 |
~550円 (1000名以上一律1,100,000円) ※5 |
ISO27001(ISMS) 認定を取得 |
Carely
(iCARE) |
490社以上 | 200円~ ※4 | 200円~ ※4 | 200円~ ※4 | ISO27001(ISMS) 認定を取得 |
・ISO/IEC 27001(ISMS)認定を取得
・24時間365日セキュリティ管理
800社以上
約90円
※セキュリティ対策:2006年8月1日制定 ※導入実績:2021年2月18日時点 ※月額費用目安:2021年2月18日時点、スタンダード版利用、従業員数2,000名の場合 ※公式HPに税表記はありませんでした
・ISO27001(ISMS)認定を取得
350社以上
200円
※セキュリティ対策:2013年2月6日制定、2021年3月1日改定 参照元:carely公式サイト(https://www.carely.io/security.html)※「クラウド」利用の場合 ※公式HPに税表記はありませんでした
・ISO27001(ISMS)認定を取得
厚生労働省の定めるガイドラインに則ったセキュリティ対策
記載なし
220円
※セキュリティ対策:2005年3月1日制定、2014年3月25日改訂 ※月額費用目安:2020年12月時点「健診+ストレスチェック」の場合