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ハイリスクアプローチについて、メリットとデメリット、ハイリスクアプローチを実施する手順を解説します。
ハイリスクアプローチとは、疾病の発症リスクが高い個人を対象とした取り組みを指す言葉です。リスクの高い人をスクリーニングして、個別にアプローチをします。
ハイリスクアプローチでは「個人への保健指導」「ハイリスクグループへの集団健康指導」「特定保健指導体制の整備」「高血圧対策の実施」などが挙げられます。このような指導によって、行動変容を促すのがハイリスクアプローチです。
ハイリスクアプローチには、以下のようなメリット・デメリットがあります。
ハイリスクアプローチのメリットは、リスクのある対象を絞って指導ができるため、個人への高い効果が期待できる点です。的確に指導を行えるため、費用対効果にも優れています。
一方で、ハイリスクアプローチのデメリットは、全体への波及効果が小さい点です。また、メリットでもある効果が出たとしても、成果を継続できずに一時的で終わるケースも多々あります。有効に機能しないケースもあるため、健康リスクが再発してしまうこともあります。
まずは健康課題を明確にしましょう。
課題を明確にするには、健康診断やストレスチェックの実施、従業員へのヒアリングが有効です。従業員の健康問題を明らかにすることから、ハイリスクアプローチは始まります。
明確になった課題に対して、優先順位をつけていきます。企業課題への関連性や緊急性、実現の可能性、予算、関心の高さなどを考慮し、順位の高い順から優先的に取り組んでいきます。
課題が明確になったら、健康問題のハイリスクの対象者を抽出していきます。診断結果をデータ化しておくと、対象者の抽出が容易です。
健康課題に対して、どのような対策を取るのか方針を検討していきます。ハイリスクアプローチを有効に実施するには、ポピュレーションアプローチと併用することです。ポピュレーションアプローチでは対集団的・耐環境的な施策を検討。ハイリスクアプローチでは、特定保健指導やハイリスク者向けの健康教育などの施策を検討していきます。
対策方針が決定したら、実行する施策を決定し、ハイリスクアプローチを行っていきましょう。
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1,000社以上 | ~200円 ※1 | 約145円 ※2 | 約102円 ※3 | ISO/IEC 27001 (ISMS)認定を取得 |
newbie
(マイクロウェーブ) |
記載なし | 220円 ※5 | 550~1100円 (1000名以上一律1,100,000円) ※5 |
~550円 (1000名以上一律1,100,000円) ※5 |
ISO27001(ISMS) 認定を取得 |
Carely
(iCARE) |
490社以上 | 200円~ ※4 | 200円~ ※4 | 200円~ ※4 | ISO27001(ISMS) 認定を取得 |
・ISO/IEC 27001(ISMS)認定を取得
・24時間365日セキュリティ管理
800社以上
約90円
※セキュリティ対策:2006年8月1日制定 ※導入実績:2021年2月18日時点 ※月額費用目安:2021年2月18日時点、スタンダード版利用、従業員数2,000名の場合 ※公式HPに税表記はありませんでした
・ISO27001(ISMS)認定を取得
350社以上
200円
※セキュリティ対策:2013年2月6日制定、2021年3月1日改定 参照元:carely公式サイト(https://www.carely.io/security.html)※「クラウド」利用の場合 ※公式HPに税表記はありませんでした
・ISO27001(ISMS)認定を取得
厚生労働省の定めるガイドラインに則ったセキュリティ対策
記載なし
220円
※セキュリティ対策:2005年3月1日制定、2014年3月25日改訂 ※月額費用目安:2020年12月時点「健診+ストレスチェック」の場合