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ここでは、健康管理システムの運用の流れについて、くわしく紹介しています。健康管理システムの導入を考えている方はぜひ参考にしてください。
まずは、健康管理システムを導入する事業所での、健康管理における「課題」をきちんと把握しましょう。
課題として多くみられるのは、「労務担当者が抱えている業務が多すぎて大変…」「長時間労働を原因とする離職者が増えている…」といったもの。
こうした課題をしっかりと把握し、どういった目的で健康管理システムを導入するのかを、明確にしておくことがとても大切です。
ひとくちに健康管理システムといっても、製品によって細かな機能は異なります。そのため、自社の課題を解決するためにはどんな機能が備わっている必要があるのかを、把握しておきましょう。
ステップ1.で自社の課題が明確になれば、おのずと必要な機能も洗い出せるはずです。たとえば、労務担当が抱えている業務の負担を軽減することがメインの目的の場合には、帳票作成機能やデータ管理のしやすさに定評のある健康管理システムが適しています。
従業員の健康に関連する情報は、非常にデリケートな個人データと言えます。そのため、しっかりとしたセキュリティ対策のもとでデータ管理を行わなければなりません。
健康管理システムを導入する前には、データの取り扱いについてきちんと確認しておきましょう。また、システムを実際に使用する業務担当者のセキュリティ意識についても高めておく必要があります。
上記流れを経て、健康管理システムの利用をスタートします。システム自体の導入方法や運用方法については、運営会社が説明・サポートしてくれるはずですので確認してみましょう。その際、導入や運用開始後のフォロー体制がしっかりしているところを選んでおくと安心です。
なお、健康管理システムを選ぶ際には、以下のポイントも重要となるのでぜひ覚えておきましょう!
2023年3月6日時点、Google検索「健康管理システム」で上位表示されているクラウド版健康管理システムから、「セキュリティ対策が整っている」としてISO27001(ISMS)認定を取得している、かつ公式サイトに「月額費用の目安」が掲載されているものを選出。導入実績・1人あたりの月額費用目安・セキュリティ対策で比較しています。ぜひチェックしてみてください。
導入実績 | 1人あたりの月額費用目安 | セキュリティ対策 | |||
---|---|---|---|---|---|
1名~ 999名 |
1000名~1999名 | 2000名~ | |||
Growbase
(旧)ヘルスサポートシステム (ウェルネス・コミュニケーションズ) |
1,000社以上 | ~200円 ※1 | 約145円 ※2 | 約102円 ※3 | ISO/IEC 27001 (ISMS)認定を取得 |
newbie
(マイクロウェーブ) |
記載なし | 220円 ※5 | 550~1100円 (1000名以上一律1,100,000円) ※5 |
~550円 (1000名以上一律1,100,000円) ※5 |
ISO27001(ISMS) 認定を取得 |
Carely
(iCARE) |
490社以上 | 200円~ ※4 | 200円~ ※4 | 200円~ ※4 | ISO27001(ISMS) 認定を取得 |
・ISO/IEC 27001(ISMS)認定を取得
・24時間365日セキュリティ管理
800社以上
約90円
※セキュリティ対策:2006年8月1日制定 ※導入実績:2021年2月18日時点 ※月額費用目安:2021年2月18日時点、スタンダード版利用、従業員数2,000名の場合 ※公式HPに税表記はありませんでした
・ISO27001(ISMS)認定を取得
350社以上
200円
※セキュリティ対策:2013年2月6日制定、2021年3月1日改定 参照元:carely公式サイト(https://www.carely.io/security.html)※「クラウド」利用の場合 ※公式HPに税表記はありませんでした
・ISO27001(ISMS)認定を取得
厚生労働省の定めるガイドラインに則ったセキュリティ対策
記載なし
220円
※セキュリティ対策:2005年3月1日制定、2014年3月25日改訂 ※月額費用目安:2020年12月時点「健診+ストレスチェック」の場合